
中村 拓海
代表
中村...
ここに泊まれる場所を作りたいと思った。衝動的な決断でしたが、後悔はしていません。
中村 拓海の土地を初めて訪れたのは2014年の秋でした。札幌の設計事務所に勤めながら、週末に山を歩き回っていた頃のことです。廃屋になっていた林業用の管理棟と、その周囲に広がる約3ヘクタールの針葉樹林を見たとき、ここに泊まれる場所を作りたいと思いました。衝動的な決断でしたが、後悔はしていません。翌年に土地を取得し、2年かけて自分で改修しました。
改修は思ったより時間がかかりました。断熱材の入れ直し、薪ストーブの設置、水回りの全面やり替え。大工仕事の経験はありましたが、一人でやるには限界もあって、地元の職人に何度も助けてもらいました。2017年の春に初めてお客さんを迎えたとき、建物の中に針葉樹の香りが漂っていたのを今でも覚えています。最初の1年は予約がほとんど入らず、正直なところ不安でした。それでも来てくれた方が口コミで広めてくれて、少しずつ知られるようになりました。
